自作ヨーグルトで下痢をする原因
牛乳を飲んで下痢する人は、ヨーグルトを作るときに砂糖を入れてはいけないということに気づきました。
最近ヨーグルトメーカーを買ってヨーグルトを自作し始めたのですが、大量に作れるので、たくさん食べていました。当然腹の調子がよくなるかと思ったら、むしろ逆に悪くなったので、何故なのか考えてみました。
ヨーグルトができる原理を調べてみてわかりましたが、お腹の調子が悪くなる原因はおそらく発酵させるときに砂糖を入れていることです。
ヨーグルトメーカーの説明書には、種になるヨーグルトと牛乳でつくる方法が書いてあったので、最初はこの方法で作っていました。その作り方のときは大丈夫だったんですが、ネットに砂糖を入れたほうが、乳酸菌がよく増殖すると書いてあったので砂糖を入れてつくり始めたら、お腹の調子が悪くなったんです。
ということで、わたしのように牛乳を飲んでお腹の調子が悪くなる人が、ヨーグルトメーカーでヨーグルトを作るときの注意点は砂糖を入れないでプレーンヨーグルトを作ることですね。
砂糖を入れて発酵させるとお腹の調子が悪くなる理由は簡単です。
ヨーグルトができるメカニズムは、乳酸菌によって牛乳が発酵してできるわけですが、その際に乳酸菌がラクトース(乳糖)をグルコースとガラクトースに分解して、最終的に乳酸が生成され、ヨーグルトができます。
つまりヨーグルトにはラクトースが牛乳のように大量に入っていないため、牛乳を飲んで下痢する人でもヨーグルトは大丈夫なわけです。もちろんヨーグルトによる整腸作用もあるでしょう。
しかし、ヨーグルトを作るときに、種になるヨーグルトと牛乳以外に砂糖を入れた場合、乳酸菌はこの砂糖をエサにしてしまい、ラクトースが分解されにくくなってしまいます。
牛乳を飲んで下痢する人はラクトースがちゃんと吸収できなくて下痢になるので、ラクトースが多く入っていればヨーグルトでも同様に下痢するわけです。
ただ、ヨーグルトの場合は牛乳ほどの量を摂取しませんから、下痢まではいかず、少しゆるいという程度ですみます。
ということで、牛乳でお腹の調子が悪くなる人は砂糖を入れないでヨーグルトを作りましょう。
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